ニキビ ホルモン

大人ニキビに効くホルモン治療とは?

ホルモン治療をすれば、吹き出物やニキビが治るとききました。ニキビは治したいけど、ピルの副作用も心配です。ひどいニキビなので、安全ならピルを使用したいです。

ニキビとホルモンの関係

ネットや雑誌などでも、あらゆる外用薬を試してみても、一向にニキビが改善されなかった方が、ホルモン治療をしたら、たちどころにニキビが治った!という記事をよく目にします。
ホルモン治療とはそんな夢のような治療なのでしょうか?
そもそも、ニキビとホルモンの関係って?
まずはそのことからお話ししたいと思います。
女性には月経があります。月経の周期は、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期に分けることができますが、この4つの中でニキビが一番出来やすい時期が、黄体期です。
黄体期とは月経前の2週間を言います。この時期には黄体ホルモンの分泌が活発になります。黄体ホルモンは男性ホルモンに非常によく似ているため、肌細胞が男性ホルモンと勘違いをしてしまい、皮脂を過剰に分泌してしまうのです。ここが問題です。
そうなってしまうと毛穴は詰まり、アクネ菌が増殖してニキビが出来てしまうというわけ。またPMS(月経前症候群)もニキビを作る要因の一つになりますね。
月経期に入ってしまえば、黄体ホルモンの分泌も減少し、ニキビが良くなります。しかし、皮脂分泌が減少するため、肌が乾燥して肌荒れが起こりやすい状況となりますので、黄体期、月経期ともに肌トラブルが起こりやすい時期と考えていいでしょう。

ピルを使ったホルモン治療

では、大人ニキビのホルモン治療とはどういったものなのでしょうか?
現在、婦人科だけでなく皮膚科でもニキビ治療のために低用量ピルを処方してくれるようになりました。
低用量ピルもさまざまな種類がありますが、大人ニキビに最も効果が期待できるとされているのが、マーベロンというピルです。
このピルが持つ黄体ホルモンは、男性ホルモン作用のほとんどないLNGというホルモンを採用しているため、現在日本で認可されているピルの中では最も、その治療効果が期待されています。
ピルでの治療は直接肌に作用するものではないため、最初の1か月はほとんどその効果はわかりません。
その人の体質にもよりますが、だいたい3か月ぐらい服用してから、効果が出るという方が多いようです。
とはいえ、すべての大人ニキビの治療にホルモン療法が有効かというと、そういうわけではありません。
ホルモン治療の効果が出るのは全体の70%で、あとの30%は効果が得られなかったというデータもあります。
3割の方が治らないというのは、大人ニキビの原因のすべてが、ホルモンバランスの崩れや、男性ホルモンの過剰分泌によるところではないからです。
慢性化して、ピルでも治らない場合は、治療法を再検討する必要があるということですね。

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